かなしみの

 キャラメル [DVD]

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 観た。
 映画の中で深刻な悩みとして、婚約した男性に処女でないことを打ち明けられないという題材が現れる。その人物は劇中、処女膜を再生する手術まで行う。
 映画全体として女性にとって共感しやすい題材を扱っているにも関わらず、結婚するまで処女でいないといけないという文化が現代にいまだあること、そしてそのことについて深く悩む人物にまったく自分を投影することができず、なんだか置いてきぼりの気分を味わった。

 そのことから、自らにとっての傷や、深い悲しみについて、それが誰かの共感を呼ぶことは全くないかもしれず、そして自分も誰かの傷についてその痛みの大きさすら計ることができないのかもしれないということをあらためて感じた話。

を、この日記とっくに死んでいた自分と、防波堤の嫁 - orangestarの雑記に絡めてしてみたかったのですが、眠りたいので明日以降に扱います。更新通知いってしまいますがすみません。