それで、バスに乗ってたどり着いたガイシホールの中は、照明がキラキラしている未知の空間でした。スタンドのとっても後ろの私のお席のまわりに過剰なファンサ要求うちわがいっぱいあったのが印象的。コールは揃わないままメンバーが出てきてなんだかその時は私は予想通りというかスーッと気持ちが冷めて行くのがわかりました。たぶんその時やっとこの人たちって現実的に生きてて生活のある人間なんだなって認識しちゃったんだと思う。そしてそう思ってしまうことを自分でわかっていたんだと思う。なんだかよくわからない籠に私の一応好きな人乗ってるわ…って思った。演出で籠に乗っていらっしゃいました。そして3曲めでスタンドを駆け上がってトロッコに乗って近くにやってきた自担がなんかよくわかんないけど周りにたぶん同担がいなかったから私含む私のご近所の空気をご覧になっていた顔がいまでもありありと浮かびます。そのせいでずっと消化できなかったんですが、べつにファンサされたわけでもないしファンサならなんか近くのファンサうちわを持っていた中学生にドヤ顔で吹っ飛ばしてましたしもう書きます。以下セトリ引用して感想しっかり。
1.Sexy Zone
2.Sexy Summerに雪が降る
3.Ladyダイヤモンド
4.スキすぎて
5.With you
6.I see the light〜僕たちのステージ
7.BAD BOYS
8.IF YOU WANNA DANCE
9.CANDY
10.同じ空の下
11.Don't Stop Sexy Boyz
12.ベイサイドエレジー
13.キミのため ボクがいる
14.勇気100%
15.名前のない想い
16.君と… Milky way
17.2nd movement
18.MUSIC FOR THE PEOPLE~
19.BEAT YOUR HEART
20.Dancin' in the Secret
21.Real Sexy!
22.WE CAN BE ONE
23.Knock!Knock!Knock!
24.Fake
25.Silver Moon
26.JUSTいましかない
27.完全マイウェイ
28.今日はありがとう
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29.High!! High!! People
30.風をきって
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31.Real Sexy!
- レディダイ大好きだからその曲のとき風磨くんがスタトロ乗って近くにいるのが嬉しかった!
- スキすぎては福岡ではなかったというのを聞いていたんだけど、名古屋ではやってくれて、ただガイシの目の前15?列くらいしかないバクステでやっていたのがなー!なんだか!
- バドボでは炎が上がって、スタンドまで熱気がきたのでステージは一体どれだけ暑いのかを想像するだけで彼らはプロなんだなと感じることができた。
- イフワナはセンターステージでセリが上下する中踊っていて、5人分しかないステージがその時あった格差なんて跳ね飛ばしてくれる気がした。
- CANDYはもうただただ楽しくってラブケンティ!その前のJr.小芝居で、みんなが自分のキャンディは何味かを言って行く中マリちゃんが(* '-')Strawberry!と発音よく言ったら同じ色のを持った神宮寺がストロベリー…と小声でカタカナ発音していたのに笑った。
- ベイサイドエレジー前のカメラ遊びでマリウスカメラに向かってにゃん♡ってする風磨くん。悲鳴の上がる会場とスクリーンに抜かれたことに気づいて何度も何度もにゃんにゃんしてくれる。ここすごくあー風磨くんは歓声が好きなんだなーwと思えた。後述しますが全体として風磨くんの歓声が小さかったので余計に。
- のっくのっくのっくの終わらないうちに?We can be one終わり?くらいで風磨くんがこっそり階段を降りて行ったのでああ次は噂のソロ曲…!と思ってひとり震えていた。
- FAKEは会場の盛り上がりとしてはCANDYにも、rougeにももしかしたら負けているのかもしれないけど、風磨くんのやりたいことができているんだなということは感じられた。あと歌に高音の声を使ったり照明を赤く暗くしていたり、菊池風磨にしかできないことにすごくこだわっているんだなとあとから雑誌とかで言っていまして感銘を受けました。
- 次のSilver Moon途中から出てくるんですが白い衣装。なんか切り替えというか、白い衣装着てる!ってすごく思った。個から集団になるための白い衣装。似合ってます。かっこいい。
- 今日はありがとうでセットの階段に座ってきれいな金髪を耳にかけて歌う風磨くん。耳掛けがスクリーンに抜かれて歓声があがる。その歓声の中それはもう気持ち良さそうに「そんな顔をして笑っちゃダメでしょう」って歌う風磨くんがかっ こよすぎてもうダメだった。その時この人歓声が好きなんだなと思った。Part2。今日はありがとうっていう曲を別に好きでも何でもなかった私に今日はありがとうを風磨くんがキラキラしてる特別な曲だって認識させてくれるくらい、その時は会場に風磨くんの歌声とか姿とかが求められていた気がする。そしてその期待以上のものを見せてくれたと思う。アーティストではなくアイドルであることを選んだ人が見せてくれる最高の顔だった。もう口から母音しか漏れてこなくてカオナシみたいになった。
- アンコールではマリちゃんとふたり頭にタオルを巻いて出てきて、マリちゃんの肩を抱いてニコニコニコニコ歌って、風をきってではスタンドを気持ち良さそうに走っていて、ステージに迷いなく立つ姿でその時の不安とかなにもかも安心させてもらったなっておもいます。
私は風磨くんはコンサートを通じた印象として歓声が好きで、誰かの1番にもみんなの1番にもすごくなりたい人なんだろうなと思っています。だから風磨くんに歓声をあげたいけど、それを少しためらうくらいには差があった。小さかった。そんな声をステージで聞くのはどんな気持ちなんだろう? 風磨くんはやる気ないだのこじらせてるだの言われていたりするけど、それも踊りが上手くない自覚のある中ステージで目を引くための行動なんだろうか?じゃあそうまでしてきてここで聞かせることのできる声が小さいのは、傍目には繊細に映る心を折ってしまわないのか?ということがすごく気にかかった。だからせめて私にできることとしてソロ曲のとき精一杯声をあげたけど、そんな量じゃ全然足りないからファンになる人がひとりでも増えてほしい。でも結局ファンが増えるのかというのも風磨くん自身の肩にかかってて、すべてが重荷だけどこれも風磨くんの選んだルートだから誰も何も悪くない。消化できなかったもうひとつ大きな理由がこれです。